2016年8月26日 (金)

術前外科手術リスク評価システム(SURPAS)による合併症予測

Meguid RA, Bronsert MR, Juarez-Colunga E, Hammermeister KE, Henderson WG: Surgical Risk Preoperative Assessment System (SURPAS): III. Accurate Preoperative Prediction of 8 Adverse Outcomes Using 8 Predictor Variables. Annals of surgery 2016, 264:23-31.

米国の研究者がまとめたretrospective studyで、2005年から2012年までの米国における外科手術databaseを用いて術後30日以内に発生する合併症を簡単に予測しうるかどうかを検討した報告です。結果としてASA PS、手術の複雑度、48時間以内の敗血症、非外来手術、外科医の専門分野、年齢、日常生活の自立度、緊急手術の8要素で従来用いられてきた28要素を用いた予測とほぼ同程度の精度が得られることが示されています。結語では、今後SUPPASを用いることによって合併症の頻度を減らすことが可能かどうか検証する必要があると述べられています。

2016年8月25日 (木)

集中治療におけるアルブミン使用削減に関する取り組み

Lyu PF, Hockenberry JM, Gaydos LM, Howard DH, Buchman TG, Murphy DJ: Impact of a Sequential Intervention on Albumin Utilization in Critical Care. Critical care medicine 2016, 44:1307-1313.

米国で行われたbefore after studyで、ICUにおけるアルブミン使用量削減を目的とした取り組みの効果を検証した報告です。取り組みの内容としては啓発プログラム、経済的なincentiveおよびオーダーシステムの改変が挙げられています。重症度による補正を行った結果、アルブミン使用量が約41%減少したと報告されています。また院内死亡率には差が見られず、取り組みによって予後に悪影響を及ぼすことなくアルブミン使用量の削減が可能であると述べられています。

2016年8月23日 (火)

腹部手術を受ける患者における周術期リスク評価に関するlatent class分析

Kim M, Wall MM, Li G: Applying Latent Class Analysis to Risk Stratification for Perioperative Mortality in Patients Undergoing Intraabdominal General Surgery. Anesthesia and analgesia 2016, 123:193-205.

米国の研究者が行ったretrospective studyで、行動科学、人間科学で頻用されるLCAという手法を用いて術後30日死亡率のリスク評価を試みた報告です。本研究では31のrisk因子から5段階のclass分けが行われています。2005年から2010年に開腹手術を受けた約47万症例を対象として解析した結果、latent class, ASA classおよび術式を組み合わせることによって30日死亡率を正確に評価することが可能であることが示されています。特にASA PS 3, 4の患者群でlatent classを併用することのメリットが大きいと考察されています。

2016年8月22日 (月)

腰椎固定術患者において術中換気モードが出血量に及ぼす影響

Kang WS, Oh CS, Kwon WK, Rhee KY, Lee YG, Kim TH, Lee SH, Kim SH: Effect of Mechanical Ventilation Mode Type on Intra- and Postoperative Blood Loss in Patients Undergoing Posterior Lumbar Interbody Fusion Surgery: A Randomized Controlled Trial. Anesthesiology 2016, 125:115-123.

韓国の研究者が行ったRCTで、腰椎後側方固定を行う患者56症例を対象としてVCVとPCVで周術期の出血量に差があるかどうかを検証した報告です。結果としてPCV群で術中出血量が約50%減少することが示されています。術後出血、Hb濃度などには差が認められませんでした。考察ではPCVによる最高気道内圧の低下が静脈圧を低下させたことが原因であると述べられています。

2016年8月19日 (金)

重症患者におけるプロカルシトニンを指標とした抗菌薬投与期間短縮の効果

de Jong E, van Oers JA, Beishuizen A, Vos P, Vermeijden WJ, Haas LE, Loef BG, Dormans T, van Melsen GC, Kluiters YC, et al: Efficacy and safety of procalcitonin guidance in reducing the duration of antibiotic treatment in critically ill patients: a randomised, controlled, open-label trial. The Lancet Infectious diseases 2016, 16:819-827.

オランダで行われた他施設RCTで、ICUで抗菌薬投与を受ける約1500症例を対象としてプロカルシトニン濃度を参照しながら抗菌薬の投与期間を決定する群と通常治療群とで抗菌薬投与期間に差があるかどうかを検証した報告です。抗菌薬投与中止は原則としてプロカルシトニン濃度がpeak値の20%まで低下した時点あるいは0.5µg/ml未満となった時点とされています。結果としてプロカルシトニン群では抗菌薬投与期間が2日減少し、28日および12ヶ月後の死亡率も有意に改善していることが示されています。一方、抗菌薬投与期間短縮による直接的な経済効果は限定的なようです。

2016年8月18日 (木)

非挿管患者におけるハロペリドール抵抗性せん妄に対するデクスメデトミジンの効果

Carrasco G, Baeza N, Cabre L, Portillo E, Gimeno G, Manzanedo D, Calizaya M: Dexmedetomidine for the Treatment of Hyperactive Delirium Refractory to Haloperidol in Nonintubated ICU Patients: A Nonrandomized Controlled Trial. Critical care medicine 2016, 44:1295-1306.

スペインの研究者が行ったobservational studyで、過活動型せん妄を呈した非挿管患者132症例においてハロペリドール持続投与による治療に反応した群とハロペリドールに対する反応が不良なためデクスメデトミジンの追加を行った患者46症例を比較しています。治療開始後のICDSC<1を主要評価項目として比較した結果、ハロペリドール持続投与群よりもデクスメデトミジン追加群の方が達成率が有意に高いことが示されています。またデクスメデトミジン追加群においてICU在室期間の短縮が可能で、経済的にも有利であったと結論されています。

2016年8月16日 (火)

高齢手術患者における術前認知機能評価

Culley DJ, Flaherty D, Reddy S, Fahey MC, Rudolph J, Huang CC, Liu X, Xie Z, Bader AM, Hyman BT, et al: Preoperative Cognitive Stratification of Older Elective Surgical Patients: A Cross-Sectional Study. Anesthesia and analgesia 2016, 123:186-192.

米国の研究者がまとめたobservational studyで、術前外来における認知機能のscreening toolとしてのMini COG testとclock in the box (CIB) testの実用性を検討しています。65歳以上の術前患者200症例を対象としていずれかのtestを施行した結果、認知機能低下と判断された症例が約20%であることが示されています。この結果はより複雑な検査方法を用いた既報とほぼ同じ結果であり、2~4分で施行可能なmini COG testあるいはCIB testは術前認知機能評価法として実用的であると結論されています。

2016年8月15日 (月)

肥満減量手術患者における術後CPAP療法はオピオイド由来の睡眠時呼吸障害を予防する

Zaremba S, Shin CH, Hutter MM, Malviya SA, Grabitz SD, MacDonald T, Diaz-Gil D, Ramachandran SK, Hess D, Malhotra A, Eikermann M: Continuous Positive Airway Pressure Mitigates Opioid-induced Worsening of Sleep-disordered Breathing Early after Bariatric Surgery. Anesthesiology 2016, 125:92-104.

米国の研究者が行ったRCTで肥満減量手術を受ける患者38症例を対象として、PACUにおけるCPAP装置の装着がOSAおよびオピオイド投与後の呼吸抑制に及ぼす影響を検討しています。PACUにおいて独自に作成したCAPA装置を用いて、CPAP 8~10cmH2Oと大気圧それぞれ1時間装着しています。対象患者の90%で術前OSAが認められており、PACUにおけるCPAP付加によってAHIが低下することが示されています。またPCA装置を用いたmorphine 1mg投与による呼吸抑制を軽減することも示されています。

2016年8月12日 (金)

ICUにおける腎代替療法の開始時期

Gaudry S, Hajage D, Schortgen F, Martin-Lefevre L, Pons B, Boulet E, Boyer A, Chevrel G, Lerolle N, Carpentier D, et al: Initiation Strategies for Renal-Replacement Therapy in the Intensive Care Unit. The New England journal of medicine 2016, 375:122-133.

フランスで行われた他施設RCTで、KIDGO stage3に該当する重症患者619症例を対象として、腎代替療法を早期に実施する群とCr, acidosisなどの臨床症状に応じて施行する群とで予後を比較した報告です。早期実施群での開始の中央値はそれぞれKIDGO stage3該当から2時間、遅延実施群の50%で腎代替療法が施行され、開始の中央値は57時間と記載されています。両群とも60日死亡率はほぼ50%で有意差は認められず、早期開始の有用性は示されませんでした。

2016年8月 2日 (火)

術後心筋虚血を生じた症例に対する治療および予後

van Waes JA, Grobben RB, Nathoe HM, Kemperman H, de Borst GJ, Peelen LM, van Klei WA: One-Year Mortality, Causes of Death, and Cardiac Interventions in Patients with Postoperative Myocardial Injury. Anesthesia and analgesia 2016, 123:29-37.

オランダの研究者が行ったprospective studyで、60歳以上で中程度から高リスク手術を受ける患者において術後3日間血中トロポニンI(TnI)をルチーンに定量することで周術期心筋虚血を診断することが予後に及ぼす影響を検討しています。検討対象約3千症例のうち、22%に術後TnIの増加を認めています。TnI上昇の機序として術前リスクに由来するもの、周術期の心筋酸素需給バランスの悪化に由来するもの、不明のものがそれぞれ41,28,43%とされています。術後TnI増加を認めた症例では1年以内の死亡リスクが1.5倍から3倍増加することが示されています。

2016年8月 1日 (月)

周術期の制限的輸血戦略と非制限的輸血戦略の比較

Hovaguimian F, Myles PS: Restrictive versus Liberal Transfusion Strategy in the Perioperative and Acute Care Settings: A Context-specific Systematic Review and Meta-analysis of Randomized Controlled Trials. Anesthesiology 2016, 125:46-61.

オーストラリアの研究者がまとめたmeta解析で、31編のRCTを用いて周術期輸血戦略が予後に及ぼす影響を検討しています。本報告の特徴はcontext-sensitive approachと記載されているように、臨床的な背景を考慮した解析が行われている点で、心臓血管外科手術、心疾患を有する整形外科手術、ERまたはICUに入室中の患者、頭部外傷あるいはくも膜下出血患者、その他、の5群に分けて解析が行われています。結果として、心臓血管外科手術、心疾患を有する整形外科手術症例では制限的輸血戦略によって酸素供給量不足と関連のある合併症および死亡の発生リスクが増加していることが示されています。一方、輸血の合併症と考えられている敗血症の発生リスクには差が認められませんでした。結論では拡大手術を受ける高リスク患者に対する制限的輸血戦略の適応は慎重であるべき、と述べられています。

2016年7月29日 (金)

非心臓手術におけるフレイルと1年後死亡率の関連

McIsaac DI, Bryson GL, van Walraven C: Association of Frailty and 1-Year Postoperative Mortality Following Major Elective Noncardiac Surgery: A Population-Based Cohort Study. JAMA surgery 2016, 151:538-545.

カナダのdatabaseを用いて行ったretrospective studyで、2002年から2012年の間にオンタリオ州で行われた65歳以上の非心臓手術約20万件を対象としてフレイルの有無による術後1年までの死亡リスクを検討しています。術式としては消化器外科、血管外科および整形外科が対象となっています。対照患者の3.1%でフレイルありと判断されており、フレイルありの症例では術後1年までの死亡リスクが有意に増加していることが示されています。特に血管外科、人工関節手術におけるリスクの増加が著明であったと報告されています。

2016年7月28日 (木)

人工呼吸離脱時のPSVとPAV+の比較

Bosma KJ, Read BA, Bahrgard Nikoo MJ, Jones PM, Priestap FA, Lewis JF: A Pilot Randomized Trial Comparing Weaning From Mechanical Ventilation on Pressure Support Versus Proportional Assist Ventilation. Critical care medicine 2016, 44:1098-1108.

カナダの1施設で行われた小規模RCTで、人工呼吸から離脱困難と推定された症例に対するPAV+(PB840, Covidien)の効果をPSVと比較しています。対象となった50症例において連PAV+あるいはPSVを試行するprotocolが用いられており、PAV+で換気量には差がないにもかかわらず、support圧が低下し、PAV+では呼吸筋と人工呼吸器の仕事量のバランスが良好であったと考察されています。PAV+群ではICU在室日数および非同調指数の低下も認められており、PAV+の有用性が示された結果となっています。

2016年7月26日 (火)

大腸手術患者において輸液量増加は術後回復遅延の原因である

Aga Z, Machina M, McCluskey SA: Greater intravenous fluid volumes are associated with prolonged recovery after colorectal surgery: a retrospective cohort study. British journal of anaesthesia 2016, 116:804-810.

カナダの研究者がまとめたretrospective studyで、2施設、6年間に行われた大腸手術患者約1200症例を対象として周術期の輸液量と入院期間の関係を検討しています。多変量解析の結果、輸液量の増加が入院期間延長の有意なリスク因子であることが示されています。このほかのリスク因子としては65歳以上、Carlson comorbidity index 3点以上、膠質液併用、緊急手術、出血量200ml以上、術前貧血、術中輸血、開腹手術および長時間手術が挙げられています。

2016年7月25日 (月)

一側肺換気における一回換気量が術後の合併症に及ぼす影響

Blank RS, Colquhoun DA, Durieux ME, Kozower BD, McMurry TL, Bender SP, Naik BI: Management of One-lung Ventilation: Impact of Tidal Volume on Complications after Thoracic Surgery. Anesthesiology 2016, 124:1286-1295.

米国の研究者がまとめたretrospective studyで、2012年から2014年の間にOLVで開胸手術を行った約1千症例を対象としてOLV中の換気条件と術後合併症の関係を解析しています。予測体重あたりの一回換気量は5.9±1.5ml/kg、PEEPは4.2±1.6cmH2Oとされています。多変量解析の結果、一回換気量と術後合併症リスクには負の相関が、駆動圧と術後合併症発生リスクには生の相関が認められました。この結果の原因として、PEEPレベル不足による無気肺による合併症が一回換気量減少によるメリットを上回ったためと考察されています。

2016年7月22日 (金)

呼吸不全患者に対するヘルメットによる非侵襲的人工呼吸とフェイスマスクによる非侵襲的人工呼吸の比較

Patel BK, Wolfe KS, Pohlman AS, Hall JB, Kress JP: Effect of Noninvasive Ventilation Delivered by Helmet vs Face Mask on the Rate of Endotracheal Intubation in Patients With Acute Respiratory Distress Syndrome: A Randomized Clinical Trial. Jama 2016, 315:2435-2441.

米国で行われたRCTで、急性呼吸不全患者でfacemaskによる非侵襲的人工呼吸を8時間施行した患者を対象としてその後の非侵襲的人工呼吸のinterfaceをhelmetとfacemaskの2群に分け、気管挿管施行率、ventilator free daysを比較した報告です。facemask群でPEEPの平均値が5cmH2Oであったのに対してhelmet群では8cmH2Oで、気管挿管施行率、ventilator free daysを含むほとんどの評価指標においてhelmetが良好な成績となっています。計画段階では206症例が予定されていましたが、中間解析の結果、計83症例で中止となっています。

2016年7月21日 (木)

敗血症性ショック患者におけるステロイド感受性と重症度の関連

Cohen J, Pretorius CJ, Ungerer JP, Cardinal J, Blumenthal A, Presneill J, Gatica-Andrades M, Jarrett P, Lassig-Smith M, Stuart J, et al: Glucocorticoid Sensitivity Is Highly Variable in Critically Ill Patients With Septic Shock and Is Associated With Disease Severity. Critical care medicine 2016, 44:1034-1041.

オーストラリアの研究者が行ったprospective, observational studyで、敗血症性ショック患者41名と健常対照患者20名を対象として、ステロイド感受性を比較した報告です。評価には血中cortisol濃度、炎症性mediator濃度、LPS刺激に対するcytokine産生量およびsteroid受容体、steroid産生に関わる酵素の発現を比較しています。結果として血中遊離cortisol濃度以外には敗血症性ショック患者と健常対照患者の間に統計学的な有意差が認められませんでしたが、敗血症性ショック患者ではステロイド感受性に大きなばらつきが認められ、感受性が低下している患者群では予後が不良であることが示されています。

2016年7月19日 (火)

腹部手術術後のAKIの疫学

Long TE, Helgason D, Helgadottir S, Palsson R, Gudbjartsson T, Sigurdsson GH, Indridason OS, Sigurdsson MI: Acute Kidney Injury After Abdominal Surgery: Incidence, Risk Factors, and Outcome. Anesth Analg 2016; 122: 1912-20

アイスランドの研究者がまとめたprospective studyで、同国の外科手術の75%を施行している大学病院で7年間に腹部手術を受けた患者約1万1千症例を対象として、KDIGOの基準によるAKIの発生頻度と予後を検討した報告です。対象患者のうち術前術後のsCrが測定された3900症例のうちAKが6.8%で発症しています。リスク因子としては高齢、男性、高血圧、術前CKDおよびASA PS 4が抽出されています。AKI発症患者では術後の合併症発生頻度および30日死亡率が有意に増加しています。

2016年7月15日 (金)

ARDS発症リスクを有する救急患者に対するアスピリンの効果(LIPS-A trial)

Kor DJ, Carter RE, Park PK, Festic E, Banner-Goodspeed VM, Hinds R, Talmor D, Gajic O, Ware LB, Gong MN: Effect of Aspirin on Development of ARDS in At-Risk Patients Presenting to the Emergency Department: The LIPS-A Randomized Clinical Trial. Jama 2016, 315:2406-2414.

アスピリンによる血小板機能抑制がARDS発症を予防できるかどうかを検討した他施設RCTです。米国の16施設でARDSのリスク因子を有しますが、胸部X線写真の所見を欠く症例400例が対象として受診12時間以内にstudyが開始されています。結果として両群とも7日以内にARDSが発症したのは10%程度でアスピリンによる予防効果は認められませんでした。biomarkerとしてはアスピリン投与群においてIL-2の有意な増加を認めていますが、その他のmarkerには差が認められませんでした。

2016年7月14日 (木)

中程度lactate増加を伴う敗血症症例に対する治療バンドルの効果

Liu VX, Morehouse JW, Marelich GP, Soule J, Russell T, Skeath M, Adams C, Escobar GJ, Whippy A: Multicenter Implementation of a Treatment Bundle for Patients with Sepsis and Intermediate Lactate Values. American journal of respiratory and critical care medicine 2016, 193:1264-1270.

米国のcommunity hospital 21施設で導入した中程度lactate増加を伴う敗血症症例に対する治療バンドルの効果を検証したretrospective studyです。バンドルのはER受診後のlactate測定および30ml/kgの輸液負荷で構成されています。バンドル導入前と導入後、約1万8千症例を対象として検討した結果、バンドル導入によってERでの輸液量が1.4lから1.7lに増加し、院内死亡リスク0.81と有意な低下が認められています。改善は腎機能障害、心不全の既往のある症例において多く認められており、これらの症例においても輸液過剰による副作用よりも輸液負荷による治療効果が大きかったと結論されています。

«大腸がん手術患者における周術期酸素投与は予後を悪化させない

過去の記事

近況報告

  • 著書刊行
    稲田英一先生の監修による麻酔科クリニカルクエスチョン101という書籍が刊行されました(診断と治療社)。管理人は輸液の指標、尿量減少時の鑑別診断という項を執筆しました。
  • 日本麻酔科学会
    金曜日朝のリフレッシャーコースおよび土曜日のランチョンセミナーに多数ご参加いただきありがとうございます。
  • Journal of Intensive Care
    本年もJournal of intensive careのreviewer of the yearに選んで頂きました。
  • 第31回体液・代謝管理研究会
    体液・代謝管理研究会が無事終了いたしました。ご参加頂いた先生方、ありがとうございました。
  • 2016年
    9年目になりました。本年も宜しくお願いいたします。
  • 臨床麻酔学会教育講演
    10/21(水)9:30amから第4会場での教育講演「侵襲と血液凝固反応」にご来場いただいた先生方、ありがとうございました。
  • 心臓血管麻酔学会ランチョンセミナー
    心臓血管麻酔学会最終日のランチョンセミナーに多数ご参加頂きありがとうございます。
  • 著書刊行
    メディカルサイエンスインターナショナルから循環器急性期診療という書籍が刊行されます。管理人は心拍出量モニタの項を執筆しました。
  • 日本麻酔科学会共催セミナー
    日本麻酔科学会2日目の共催セミナー「人工呼吸中のグラフィックモニタと肺胞リクルートメント手技」に多数ご来場頂きありがとうございました。
  • 著書刊行
    中山書店から刊行された周術期の薬物使用法という書籍で乳酸リンゲル液とHES製剤の稿を分担執筆しました。
  • 著書出版
    管理人が体液・代謝管理の項目を執筆した麻酔科学文献レビュー2015-2016という書籍が学研メディカル秀潤社から発売になりました。
  • 集中治療専門医テキスト第2版
    上記がCD-ROMとして発売になりました。管理人は循環モニタリングの項を執筆しました。
  • reviewers of the year
    Journal of Intensive Careの2014年reviewer of the yearに入れていただきました。
  • 論文掲載
    J Anesthのvolume 29, issue 1に右室拡張末期容量と輸液反応性に関する共著論文が掲載されました。
  • 2015年
    8年目になりました。引き続き宜しくお願いいたします。
  • 臨床麻酔学会
    臨床麻酔学会で11/2午前中の筋弛緩に関するシンポジウムと11/3午前中の循環管理に関するシンポジウムに多数ご参加頂きありがとうございました。
  • 論文掲載
    J Anesthのvolume 28, issue 3に非侵襲的hemoglobin測定装置に関する共著論文が掲載されました。
  • 著書刊行
    メディカルサイエンスインターナショナルから発行された症例で学ぶ周術期の輸液管理という書籍(松永明先生編集)で症例検討1: 結腸癌手術という章を執筆させて頂きました。
  • 日本麻酔科学会@横浜
    日本麻酔科学会学術集会でのリフレッシャーコース、ランチョンセミナーにご来場頂いた読者の皆様、ありがとうございます。
  • 著書刊行
    吸入麻酔薬の肝毒性と腎毒性に関する章を執筆した吸入麻酔(克誠堂出版、山陰先生、平田先生編)という書籍が5月に刊行されました。
  • 論文掲載
    Journal of Anesthesiaのvolume 2にgoal-directed fluid managementに関するobservational studyの結果が掲載されました。
  • 集中治療医学会共催セミナー
    2/28(金)の非観血的血圧測定に関するランチョンセミナーに多数ご参加いただき、ありがとうございました。
  • 論文掲載
    麻酔の2014年2月号にHES 130/0.4(ボルベン)の総説が掲載されました。
  • 体液代謝管理研究会@名古屋
    1/25開催の体液代謝管理研究会に多数のご参加を頂きました。ありがとうございます。 2016年の体液代謝管理研究会の開催を仰せつかりました。宜しくお願いいたします。
  • 2014年
    7年目になりました。引き続きよろしくお願い申し上げます。
  • 臨床麻酔学会
    臨床麻酔学会で、大量出血時の膠質液の適正使用と高リスク患者の輸液管理について発表させていただきました。ご来場頂いた先生方ありがとうございます。
  • 論文掲載
    Anesthesia and Analgesiaの8月号に東邦大学大森病院、日本大学、東京女子医大、慶應大学の先生方と協同で行ったsugammadexの論文が掲載されました。
  • 日本麻酔科学会会長企画
    5/25(土)の11:00amから行われるInternational sessionでCurrent condition of neuromuscular block management in Japan.というtitleで発表させて頂きました。多数のご来場ありがとうございました。
  • 体液代謝管理研究会symposium
    1/26に上記研究会シンポジウムで「動的指標に基づいた輸液管理」に関して発表させて頂きました。ご参加頂いた先生方ありがとうございます。
  • 6年目になりました
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