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2019年9月27日 (金)

大腸がん手術患者におけるERAS適応と術後合併症との関連

Ripolles-Melchor J, Ramirez-Rodriguez JM, Casans-Frances R, et al. Association Between Use of Enhanced Recovery After Surgery Protocol and Postoperative Complications in Colorectal Surgery: The Postoperative Outcomes Within Enhanced Recovery After Surgery Protocol (POWER) Study. JAMA surgery 2019.

スペインの研究者がまとめたprospective, observational studyで、ERASの各項目の遵守と術後30日までの中程度〜重症の合併症発生率の関連を評価した報告です。スペインの80施設で2ヶ月間に行われた大腸がん手術患者約2000症例が対象であり、ERASの準拠率は63.6%であったと述べられています。ERASを積極的に取り入れているとする施設での中程度〜重症の合併症発生率が25%であったのに対して積極的相ない施設で30%で有意差が認められています。特に術後24時間以内の経口摂取再開、術後離床が合併症軽減との関連が大きいことが示されています。

 

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