« 高齢者では年齢補正MACより高濃度の揮発性麻酔薬が投与されている | トップページ | 敗血症性ARDS患者におけるvitamin C投与が臓器障害と炎症反応に及ぼす影響 »

2019年10月31日 (木)

ARDS患者では補助呼吸中の駆動圧が予後に関連する

Bellani G, Grassi A, Sosio S, et al. Driving Pressure Is Associated with Outcome during Assisted Ventilation in Acute Respiratory Distress Syndrome. Anesthesiology 2019;131:594-604.

木曜日は集中治療関連の論文紹介で、本日はAnesthesiologyに掲載となった論文です。イタリアの研究者がまとめたretrospective studyで、ARDS患者における駆動圧と予後の関連を補助呼吸下で解析しています。ARDS患者15、4症例をたいしょうとして対象として調節呼吸から補助呼吸に変更となった後3日間の駆動圧を測定しています。補助呼吸下での駆動圧測定は吸気holdを2秒間施行して測定すると記載されています。対象患者の死亡率は22%で、駆動圧は死亡の独立したリスク因子であることが示されています。

 

« 高齢者では年齢補正MACより高濃度の揮発性麻酔薬が投与されている | トップページ | 敗血症性ARDS患者におけるvitamin C投与が臓器障害と炎症反応に及ぼす影響 »

Retrospective study」カテゴリの記事

過去の記事

近況報告

  • 臨床麻酔学会シンポジウム
    11/8(金)午後に筋弛緩に関するシンポジウムが予定されています。多数のご参加をお待ちしております。
  • 第66回日本麻酔科学会
    初日の午後のシンポジウムおよび最終日のリフレッシャーコースで発表させていただきます。2日目の学術委員会企画でも座長を仰せつかっております。多数のご参加をお待ちしております。
  • 集中治療医学会@京都
    第20会場でのICUモニタリングup-to-dateというシンポジウムに多数ご参加いただきありがとうございました。
  • J Intensive Care
    本年もreviewer of the yearに選んでいただきました。
  • 麻酔科研修ノート第3版
    稲田先生、上村先生、土田先生、村川先生編集による第3版が刊行されました。管理人も3項目執筆いたしました。
  • 2019年
    12年目になりました。ひきつづきよろしくお願いいたします。
  • Web seminar
    9/25夕方、大塚製薬工場さん主催のweb seminarで「生理学でひもとく最近の周術期循環管理」という内容で発表させていただきました。再放送も予定されているとのことですので、ご興味のある方は大塚製薬工場の担当者にご相談ください。
  • 病院移転
    6/16に行われた管理人の施設の移転が地上波で放送されることになりました(7/27夜NHK)。
  • 病院移転
    管理人の勤務先の新病院への移転が6/16に行われ、無事終了いたしました。
  • 集中治療医学会@幕張
    2/22(木)の午後のCTG委員会企画のシンポジウムに多数ご参加頂きありがとうございます。
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ