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2019年11月 5日 (火)

小児非心臓手術患者におけるリスク評価指標の検証

Valencia E, Staffa SJ, Faraoni D, DiNardo JA, Nasr VG. Prospective External Validation of the Pediatric Risk Assessment Score in Predicting Perioperative Mortality in Children Undergoing Noncardiac Surgery. Anesthesia and analgesia 2019;129:1014-20.

米国の研究者が行ったretrospective studyで、著者らが作成した小児患者の30日死亡率を予測するpediatric risk assessment (PRAm)の精度を検証しています。PRAmはurgent procedure、合併症の有無、集中治療の必要性、月齢12ヶ月未満、悪性腫瘍の有無の5項目からなる比較的簡単なscoring systemです。心臓手術、心カテを除く約1万3千症例を対象として検証しており、30日死亡率は0.21%でした。PRAmによる30日死亡率の予測はAUROCが0.96であり、高い精度で予測しうることが確認されました。PRAm>6で死亡リスクが8倍となることが示されています。一方、PRAm<4では死亡例が無いことが示されています。

 

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