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2020年6月30日 (火)

高齢患者における全身麻酔は脳amyloid蓄積を増加させない

Sprung J, Warner DO, Knopman DS, Petersen RC, Mielke MM, Jack CR, Jr., Lowe VJ, Martin DP, Hanson AC, Schroeder DR, Przybelski SA, Schulte PJ, Weingarten TN, Vemuri P: Exposure to surgery with general anaesthesia during adult life is not associated with increased brain amyloid deposition in older adults. Br J Anaesth 2020; 124: 594-602

米国の研究者が行ったdatabaseを用いた研究で、高齢者における全身麻酔とAlzheimer病の関連を調査しています。用いたDatabaseは70歳から97歳までの高齢者の認知機能を経時的に追跡したもので、15ヶ月毎にPETとMRIが行われています。Alzheimer病の指標としてはPETによるAmyloid betaタンパクの蓄積と側頭葉の皮質厚を用いて評価しています。40歳以降に全身麻酔下に手術をうけた約500例と手術歴のない約90症例を比較した結果、Amyloid betaタンパクの蓄積の蓄積に関しては有意差がなく、側頭葉の皮質厚に関しては手術歴のある群で有意に低下していることが示されています。考察では高齢者における術後の認知機能低下はAmyloid betaタンパクの蓄積以外の病態で発生している可能性が高いと述べられています。







 

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